シルク化粧水用の繭について


私どもの扱っている繭は、すべて国産のものです。そのため、生産時期が限られており、毎年、六月、十月の二回のみになります。
生産量も限られていますので、在庫が無くなり次第販売は休止となります。

以前実験をした頁がありますので、ご覧になってください。こちら

繭の販売についてのお問い合わせはこちらへお願いします。
irodori@poppy.ocn.ne.jp

生糸をとる繭ではなく、さなぎから羽化した蚕蛾より採卵するために使われた繭です。
そのため、さなぎは入っていません。
また、「きりぶ」と呼ばれるように、繭が最初からカットされています。
白繭
(20ケ入り500円)
現在扱っている繭はこちらになります。
笹繭 笹繭は白い繭に比べ、フラノボイドが多く含まれていて、抗菌作用が強いと言われています。

現在在庫はございません。
小石丸 小石丸の説明はこちら。
小石丸は化粧水ようには販売しておりません。
黄繭種
(20ケ入り600円)
白い繭と比べ、カロチンが多く含まれています。
同じ桑を食べてもこのような色の糸を吐いて繭を作ります。

材 料

■繭玉

20個
■精製水 500cc
■グリセリン 少々(小さじ1ほど)
※精製水・グリセリンは、薬局・薬店でお買い求め下さい。
シルク化粧水の作り方


1 .繭をハサミで縦半分に切り、繭をよく水洗いします。中も外もきれいに洗ってください。

2. 続いて鍋に精製水500ccを入れ、洗った繭を加えます。
  一度沸騰させてから弱火で途中かき混ぜながら40分ほど煮込んでください。
  ※頻繁にかき回すことをお勧めします。またかき回していない時は、フタをしてください。
 ≪おすすめ≫
 圧力鍋は、普通の鍋より高温で煮込みますので、繭の成分が十分抽出されます。
 また蒸発が少ないので、たくさんの量が作れます。
 圧力鍋をご使用の場合は、沸騰後弱火にして、20分程煮込んでください。
 
3. 煮込んでいるうちに繭がフエルト状になってきます。
  これは、セリシンがニカワのように糸を繋げていたのが溶けだした証拠ですね。

4. 40分ほど経ったら、鍋を火から離して充分に冷やしてください。


5. 冷えたら繭に染み込んだ水分をしっかりと絞り出します。ガーゼなどをお使いになると、余分なごみなども取り除かれます。

  火傷しないように必ず冷えてから絞ってください。

6. そこにグリセリンを5g(小さし一杯程度)混ぜると、シルク化粧水の出来上がりです。

多めにおつくりになった場合には、製氷皿などに一回分ずつ小分けにして入れ、冷凍庫で凍らせておきます。
お使いになる際に常温で溶かしてお使いください。


 

【シルク化粧水をお作りになられた時のご注意】
※シルク化粧水をお作りになられたら、必ず、二の腕でバッチテストを行ってください。
シルク化粧水は冷蔵庫で保存し、 2週間以内にお使いください。
  期間内に使用できない分は、小分けして冷凍保存し、ご使用になる際、自然解凍してお使いください。
  解凍したものも冷蔵庫に保存し、2週間以内にお使いください。
  ※自然解凍後、分離している場合は、火にかけるか電子レンジで加熱すると馴染みます。
   その後、冷蔵庫に保存し、期間内にお使いください。
※繭に含まれている、タンパク質は、人間の皮膚と同じような成分で構成されているため、お肌が弱い方にも、化粧水としてお使い頂けますが、異常がみられたときには、当店では責任を負いかねますので、ご使用を中止してください。
※アトピー性皮膚炎などの治療にはお使いになれません。くれぐれもご注意ください。

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